このブログでも、租税教室の話が定番になってきました(笑)。
もちろん、講師に呼んで頂けるのは光栄ですので、これからも頑張りたいと思います。
さて、税理士の仕事というのは、税金の払い方であって、政府のお金の集め方に関する仕事です。
しかし、小学生を前にして、租税教室で税金の計算方法を話しても意味がありません。
やはり、税金の話というのは、政府のお金の使い方について話すことになります。
しかし、〇〇は無駄使いだとか、もっと〇〇に使うべきだという話をするのではなく、自分自身でどう思うか考えるように話しました。
児童たちの様子は、「自分で考えるように」という曖昧な表現ではなく、
政府のお金の使い方に、善悪評価をして欲しいというような空気もありましたが、
最終的には、自分の感性で財政支出の評価をして良いのだという意味が伝わったのではないかなと思います。
関係者の皆さん、ありがとうございました。