あんしん税務会計

栁下真英税理士事務所

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2023年01月30日

令和4年分適用の住宅ローン控除

今年の住宅ローン控除は、制度の全体像が大きく変わっているので、大きな変更点2つについて確認しておきます。

1.リフォームのローン控除が無くなりました。
今まで、既に住居として利用している住宅を、リフォームした場合、それが一定の基準を満たせば、住宅ローン控除の適用がありました。
しかし、この制度は利用者が少なく、制度の存在意義があまりないために、廃止とのことです。

2.現金一括の特別控除
今までは、住宅ローンを利用せずに、現金一括購入した場合などは税制上の特典はありませんでした。
今年からは、税額控除の適用を受けることが出来ます。
ただし、一般の住宅ローン控除のように長期に渡って控除を受けることが出来るわけではないというところは注意です。

過去、皆さんから受ける質問に、「自宅を現金で買ったら、何も得は無いんですよね?」という質問は、それなりにありました。
つまり、ローンを組む必要が無い方も、住宅ローン控除の適用を受けるために、住宅ローンを組むケースがそれなりにあったのだろうと思います。
今後は、そのような事例は減少するのだろうと思います。

私見ですが、住宅ローンを組む人が得をし、計画的な一括購入をした人が損をするという不合理が緩和されたという意味で、良い改正だったと思います。
住宅ローンは、必ずしも所得に比例するものではありませんから、高額所得者優遇ということにはなりません。また、一括購入該当者の方が、得できる部分は小さく留まるようになっています。

住宅ローン控除は、個々の納税者にとって大きな節税効果を持つものですので、今後もバランスの良い改正を重ねて行って欲しいと思います。
posted by yagishita-tax at 20:58| 所得税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月20日

年末調整指導会

商工会議所の年末調整指導会を担当しました。
年末調整とは、給与所得者の給料から天引した税金を精算することです。
小規模事業者の皆さんには、少し難しいというか、変則的な事務になりますので、手間に感じている方も多いかも知れません。

以前も年末調整指導会について書いたことがありますが、今年も以前同様で、小規模事業者の皆さんが仕上げた年末調整資料を最終チェックするという指導会になっています。

例年、何件かは年末調整によって、税務署からの還付金が発生する事業者の方がいます。
しかも毎年、税務署からの還付金になるケースが存在します。

税務署さんへの還付金請求手続きが少し面倒なために、事業者さんによっては便宜的な処理(還付が不要になるように調整する処理)を行って良いかという質問を頂きますが、便宜的な処理はできません。

しかし、税務署に還付請求すると、新年の源泉徴収簿が必要になりますし、還付金の請求書も書かないといけないので、確かに面倒です。そこで、例えば住宅ローン控除など、事前に税務署還付金が必ず生じるというケースでは、便宜的な計算方法が提示されても良さそうな気はします。

などなど、少し考えながら、今年も無事に指導会を終えることが出来ました。

関係者の皆さん、ありがとうございました。
posted by yagishita-tax at 15:52| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月24日

市役所の税務相談

私は、税理士会から担当を割り振られて、市役所の税務相談に行くことがあります。
ほぼ毎年1回は行っています。

色々な相談を受けますが、制限時間がありますので、相談内容によっては説明時間が足りなくなってしまうこともあります。事前に相談内容がわかれば、もう少し良い説明ができるかなぁと思うのですが。しかし、事前に相談内容がわかっても、結局は時間が足りなくなるような気もします(笑)。基本的に多くの人に相談機会を得てもらうために、個々の相談は、若干時間が短めになっているとお考え下さい。

さて、コロナが始まってから、市役所の税務相談では、税理士と相談者は別室に入り、ビデオカメラによる映像相談を行っています。これが難しい相談方式なんですよね。まぁ感染防止なので、この方式は止めるに止められないんだとは思います。

ただ、これだと話が伝わらない。身振りを使って説明する方がわかりやすいというケースが凄く多いのですが、カメラを介すと全然伝わらないです。せめて大画面に投影されれば良いのかも知れないですが、大画面ではないので身振りも良く見えない。とにかく伝わらない。
つまり、内容にも因りますが、コロナになってから、制限時間内に説明を終えるのが非常に難しくなっています。

そのうち、コロナが終われば解決するという見方もあるでしょうが、衛生管理という観点があるわけですから、今後も別の感染症や、衛生意識の高まりなど、別室を映像で繋ぐ相談方式は増える傾向にあるんじゃないかと思います。すると、意思疎通が少し難しくなるので、そういう対策をお願いしたいところです。先ずは等身大画面に変えるのを試しても良さそうな気がします。
posted by yagishita-tax at 16:11| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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